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【製作事例】ポリアセタール(POM)小さな加工品

  • 執筆者の写真: witmachine
    witmachine
  • 2024年6月29日
  • 読了時間: 2分

こんにちは!WIT・MACHINE(ウィットマシーン)です。



先日ポリアセタール(POM)材を使った加工品のご依頼をいただきました。





複数種類の製品を製作したのですが、すべて手のひらに収まる小さなサイズでした。

今回の記事ではこのような繊細な加工ができるということを知っていただければと思います。




繊細な加工では以下のような点に特に注意して進めます。


ポイント1

・固定が難しい

ポイント2

・精度が出しにくい

ポイント3

・複数回の乗せ換え(順番要注意!)


加工品が小さければ小さいほど固定できる範囲は小さくなるので

切削の際に刃物の動きに負けて材料が動いてしまい、それによって精度が悪くなります。


大きなブロックの状態から切削すれば固定の難しさを回避できるかもしれませんが

削る部分が多いと材料がもったいないですよね。


さらに、製品の上下左右に加工を施すので何度も乗せ換えを行う必要があり、ここでも固定の難しさと精度の出しにくさがあります。




WIT・MACHINEでは、長年プラスチック加工に携わって得た知識と経験から適正な刃物と加工条件でかたちにしていきます。


いくつものポイントクリアには治具の製作も重要になっています。

治具は市販の道具を組み合わせるというわけではなく、社内の端材を必要な形状に加工しています。


POMの加工だからPOMで治具をつくるのではなく、ほかの材料を使用していて

治具製作の点でも長年の経験がアピールできると自信があります!




もちろんほかの材料でも小さな加工品のご依頼を承ります。

是非ご相談ください。

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