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【製作事例】波紋形状の加工

  • 執筆者の写真: witmachine
    witmachine
  • 2024年7月27日
  • 読了時間: 2分

こんにちは!WIT・MACHINE(ウィットマシーン)です。




アクリル板の表面を波紋のように切削してほしいとのご依頼をいただきました。


一般的に今回のような加工品は3Dデータが無いと依頼できないと思われがちなのですが、実はそんなことないですよ。


実際今回は手書きのイメージ図をいただき、2次元加工ソフトでデータ作成し加工しました。




まずは仕上がりをご覧あれ。





納品前のため保護テープを貼った状態ですが、逆に機械加工の仕上がり面を見ていただけるのではないでしょうか?


波紋の影が底面に映っていて素材の透明度が活きた商品ですよね。

磨き後の格好良さが想像できて加工中からワクワクした案件です。




ご依頼主からは天面から見たときの段が何mmほしいか要望を出していただくだけでOK

あとは2次元加工ソフト上で数値設定を行い、波の凹凸を切削で表現。

3Dデータも3Dソフトも全く使用せず完成です。




3Dソフトは高額なうえ、需要が低いことから導入している工場は少ないので

複雑な凹凸面のある製品を諦めていた方もいるのではないでしょうか。


WIT・MACHINEでは、3次元形状と言われるもののほとんどはちょっとした工夫があれば

3Dデータ・3Dソフト無しでできると考えています。


複雑な凹凸面とは波紋だけでなく例えば雫型、球体、ダイヤモンド形状、富士山型などなど。できます!




今後の記事で波紋加工の応用で製作したものを紹介していきたいと思います。

お楽しみに!


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